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NY生まれNY育ちの黒猫 チャンドラーの日常
by kawamuko2
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ブログを終えます。ありがとうございました。
2013年にチャンドラーが9才で甲状腺機能亢進症を発病したときに、思い出の記録のために始めたこのブログ。それから8年間続いたこのブログも、チャンドラーの虹の橋への旅立ちで終わりを迎えます。

ブログを終えます。ありがとうございました。_d0329089_16304939.jpg

当初は8年も続くと思わなかったのに、チャンドラーが頑張ってくれたから、こんな長いブログになりました。
持病はあったけど、それ以外には大きな健康問題はなく、最期まで歯がしっかりそろっていてカリカリが食べられたし、トイレがあるランドリールームへの階段も上り下りできて、ベッドやカウチにもジャンプできました。最後まで猫として自立して過ごせたのは、この上ない幸せでした。

チャンドラー、ありがとう。
心から、ありがとう。
我が家に初めて来た頃の君の写真で、このブログを締めくくります。
17年前の夏、ペットショップの前の駐車場で開かれていた里親キャラバン。ケージの中で、水入れの後ろに隠れて、少しおびえていた小さな君は、何よりも大きな存在に成長して、そしてかけがえのない思い出と愛を残して、去って行きました。
いつかまた、会えるまで・・・
Happy Cat !
ブログを終えます。ありがとうございました。_d0329089_06380677.jpg
Chandra May 18, 2004 - September 4, 2021

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Top▲ | # by kawamuko2 | 2021-09-09 17:10
最期まで完璧だった猫
あの日、その週最後のおくすりをきちんと飲んでから、チャンドラーは旅立ってしまった。
お母さんは毎週、ピルケースに一週間分のお薬を補充するたびに、今週もまたチャンドラーが元気でいてくれたことに、感謝してたんだよ。だから、面倒くさいなんて思ったことなかった。なのに、ピルケースをきれいにからっぽにして、チャンドラーは逝ってしまった。
最期まで完璧だった猫_d0329089_06224426.jpg
一週間に一度の家のお掃除も済んでから、チャンドラーは逝ってしまった。
だから、カウチの上のこんな肉球の跡も、掃除機をかけてしまって残ってない。
最期まで完璧だった猫_d0329089_06185967.jpg
トイレもきれいに掃除した後で、一度も使わずに・・・
まるで跡を濁さないように。
跡を残して行ったら、お父さんとお母さんが悲しむと思ったの?
そんなもの残さなくても、もうたくさんたくさん、思い出があるでしょ、って言われたような気がするよ。

そして、チャンドラーが倒れたときは、私たちが家にいたときでした。
救急病院に向かう車の、助手席に座る私の腕の中で、息を引き取りました。
気づかないうちに亡くなっていたり、仕事で看取れなかったり、そんなことはいくらでもあるのに、私達夫婦がそろっているときに、旅立ってくれました。
カウチの横にお行儀よくお座りしていて、そんなところに座ってるなんて珍しいねと声をかけたら、きょとんとしたような、ビックリした表情をして、それから眠るように、左に倒れました。声も出さず、苦しそうな様子もありませんでした。

それはレイバーディの三連休の初日の夜・・・
いつも私が在宅で仕事をするときは、足元に座っていてくれたチャンドラー。私の仕事を気遣ってくれたの・・?
連休の間、ゆっくりと静かにチャンドラーとお別れをする時間をくれて、ありがとう。あれが仕事がある平日だったら、お母さん、どんなにパニックになっていたかしれない。

本当に、チャンドラー、完璧すぎるよ。
最期の最期まで、えらい子だったね、チャンドラー。

次回で、このブログの最終回になります。


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Top▲ | # by kawamuko2 | 2021-09-08 16:24 | 甲状腺機能亢進症
最初で最後のおひざ抱っこ
チャンドラーは、おひざも抱っこも大嫌いな子でした。
でも、最初で最後に、おひざ抱っこをさせてくれました。

心臓発作を起こして、救急病院に向かう車の中・・・
助手席で、チャンドラーをずっと抱えてました。

ひざが、驚くほど暖かくて、チャンドラーのぬくもりを感じて。
でも、そのぬくもりがだんだんなくなっていって・・・

温かいということは、生きているということ。体温は、命がつくりだす奇跡。
この抱っこのぬくもりは、最期にチャンドラーがくれた贈り物だったと思ってます。

8/27に撮った、チャンドラーの最後の写真
いつものように、仕事をする私の部屋で、おやつ待ちをするチャンドラー笑
最初で最後のおひざ抱っこ_d0329089_06024509.jpg
チャンドラーブログ、もう少し続きます。

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Top▲ | # by kawamuko2 | 2021-09-07 16:07 | 甲状腺機能亢進症
埋葬の前に、猫と最後にお家の中を回った
チャンドラーをお花いっぱいの棺に入れた後、埋葬の準備を始める前に、チャンドラーの棺を抱えて、チャンドラーが大好きだったお家の中を、最後にツアーしました。
埋葬の前に、猫と最後にお家の中を回った_d0329089_19010952.jpg

ベッドルーム、大好きだったよね。
ここにいるときは、いつもご機嫌だった。
ヒーターの吹き出し口の前で、よくお尻をあぶってたよね笑
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春が来ると、ここで日向ぼっこするのが大好きだったね。
ここにチャンドラーがいると、ああ春だなあって感じた。
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そして、どこよりも大好きだったキッチン。
1日に何度、そこにいたかな?笑
カウンターの下は、チャンドラーの専用ダイニングでした。
埋葬の前に、猫と最後にお家の中を回った_d0329089_06335710.jpg
チャンドラーは外の世界は知らない子だったけど、誰よりもこの家が大好きだった。
あちこちの柱には、チャンドラーが頬っぺたをすりすりした跡が、たくさん残ってる。このお家中、チャンドラーのお気に入りだったんだね。
この家に来てくれて、ありがとう。この家が好きでいてくれて、ありがとう。
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虹の橋の向こうにも、同じお家を用意して、優しい人にお世話してもらってくださいって手紙を棺に入れて、お願いしておいたからね。でも今度は、お外にも自由に出られるから、おもうぞんぶん、お家も外も、楽しく自由に過ごして待っててね。


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Top▲ | # by kawamuko2 | 2021-09-06 19:08 | 甲状腺機能亢進症
たくさんのお花と、虹の橋を渡る
昨夜、チャンドラーが、17歳3か月で虹の橋を渡りました。
心臓発作でとつぜんでした。
普段通りにご飯を食べて、お薬を飲んで、家族と一緒にテレビを見ていたのに・・・
夜の11時過ぎだったので、24時間の救急病院に連れて行き、すぐさま蘇生措置が行われましたが、すでに手遅れでした。

9歳の時から、甲状腺機能亢進症という持病を持っていたチャンドラー。
獣医さんのお話では、甲状腺機能亢進症の猫は、心臓疾患で亡くなることが多いのだそうです。

この写真はつい先週撮った写真・・・
在宅勤務をする私の足元に、いつもこんな風に座っていてくれました。
たくさんのお花と、虹の橋を渡る_d0329089_03165851.jpg

8年前にした、「東京オリンピックを一緒に観よう」という約束を果たして、チャンドラーは逝ってしまいました。
なんていい子だったんだろう・・・
甲状腺機能亢進症という持病があるにもかかわらず、こんなに長生きしてくれたのも、ひとえにチャンドラーがいい子だったから。ピルポケットに入れたおくすりも、オヤツ代わりに喜んで食べてくれて、嫌がったのは、ここ数週間の2回のみ・・

本当に、本当にいい子でした。

棺は、チャンドラーにぴったりの明るいお花でいっぱいにしてあげました。
お気に入りだったオモチャと、おやつと、写真と、手紙も二通入れました。
たくさんのお花と、虹の橋を渡る_d0329089_03230079.jpg

頭や首をなでてあげると、一晩明けても、毛並がすべすべしてました。
まるで子猫のままのように。

棺はチャンドラーがいつも窓から見ていたお庭の片隅に埋葬し、上にお花を植えました。
(尚、New York州では、所有する私有地にペットを埋葬することは許可されています)
たくさんのお花と、虹の橋を渡る_d0329089_03273686.jpg
チャンドラー、17年3か月、私たちにたくさんの笑顔と幸せをくれて、ありがとう。
私は、いいお母さんだったかな・・・?チャンドラーは幸せだったかな・・?
もっと、おやつを好きなだけ食べさせてあげればよかった。

小さな身体で、よく頑張ったね。最期まで、全力で生き抜いたね。
チャンドラーは郵便屋さんが来てもベッドの下に逃げ込む子だったけど、本当はとってもとっても、勇敢だったね。

チャンドラー、元気でいてね。虹の橋の向こうで思いっきり駆け回って、楽しんで。
いつかまた会えるまで・・

【チャンドラーブログは、あともう少しだけ続きます】


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Top▲ | # by kawamuko2 | 2021-09-06 06:50 | 甲状腺機能亢進症
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