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2013年にチャンドラーが9才で甲状腺機能亢進症を発病したときに、思い出の記録のために始めたこのブログ。それから8年間続いたこのブログも、チャンドラーの虹の橋への旅立ちで終わりを迎えます。 当初は8年も続くと思わなかったのに、チャンドラーが頑張ってくれたから、こんな長いブログになりました。 持病はあったけど、それ以外には大きな健康問題はなく、最期まで歯がしっかりそろっていてカリカリが食べられたし、トイレがあるランドリールームへの階段も上り下りできて、ベッドやカウチにもジャンプできました。最後まで猫として自立して過ごせたのは、この上ない幸せでした。 チャンドラー、ありがとう。 心から、ありがとう。 我が家に初めて来た頃の君の写真で、このブログを締めくくります。 17年前の夏、ペットショップの前の駐車場で開かれていた里親キャラバン。ケージの中で、水入れの後ろに隠れて、少しおびえていた小さな君は、何よりも大きな存在に成長して、そしてかけがえのない思い出と愛を残して、去って行きました。 いつかまた、会えるまで・・・ Happy Cat ! にほんブログ村 あの日、その週最後のおくすりをきちんと飲んでから、チャンドラーは旅立ってしまった。 お母さんは毎週、ピルケースに一週間分のお薬を補充するたびに、今週もまたチャンドラーが元気でいてくれたことに、感謝してたんだよ。だから、面倒くさいなんて思ったことなかった。なのに、ピルケースをきれいにからっぽにして、チャンドラーは逝ってしまった。 だから、カウチの上のこんな肉球の跡も、掃除機をかけてしまって残ってない。 トイレもきれいに掃除した後で、一度も使わずに・・・ まるで跡を濁さないように。 跡を残して行ったら、お父さんとお母さんが悲しむと思ったの? そんなもの残さなくても、もうたくさんたくさん、思い出があるでしょ、って言われたような気がするよ。 そして、チャンドラーが倒れたときは、私たちが家にいたときでした。 救急病院に向かう車の、助手席に座る私の腕の中で、息を引き取りました。 気づかないうちに亡くなっていたり、仕事で看取れなかったり、そんなことはいくらでもあるのに、私達夫婦がそろっているときに、旅立ってくれました。 カウチの横にお行儀よくお座りしていて、そんなところに座ってるなんて珍しいねと声をかけたら、きょとんとしたような、ビックリした表情をして、それから眠るように、左に倒れました。声も出さず、苦しそうな様子もありませんでした。 それはレイバーディの三連休の初日の夜・・・ いつも私が在宅で仕事をするときは、足元に座っていてくれたチャンドラー。私の仕事を気遣ってくれたの・・? 連休の間、ゆっくりと静かにチャンドラーとお別れをする時間をくれて、ありがとう。あれが仕事がある平日だったら、お母さん、どんなにパニックになっていたかしれない。 本当に、チャンドラー、完璧すぎるよ。 最期の最期まで、えらい子だったね、チャンドラー。 次回で、このブログの最終回になります。 にほんブログ村 チャンドラーは、おひざも抱っこも大嫌いな子でした。 でも、最初で最後に、おひざ抱っこをさせてくれました。 心臓発作を起こして、救急病院に向かう車の中・・・ 助手席で、チャンドラーをずっと抱えてました。 ひざが、驚くほど暖かくて、チャンドラーのぬくもりを感じて。 でも、そのぬくもりがだんだんなくなっていって・・・ 温かいということは、生きているということ。体温は、命がつくりだす奇跡。 この抱っこのぬくもりは、最期にチャンドラーがくれた贈り物だったと思ってます。 8/27に撮った、チャンドラーの最後の写真 いつものように、仕事をする私の部屋で、おやつ待ちをするチャンドラー笑 チャンドラーブログ、もう少し続きます。 にほんブログ村 チャンドラーをお花いっぱいの棺に入れた後、埋葬の準備を始める前に、チャンドラーの棺を抱えて、チャンドラーが大好きだったお家の中を、最後にツアーしました。 ベッドルーム、大好きだったよね。 ここにいるときは、いつもご機嫌だった。 ヒーターの吹き出し口の前で、よくお尻をあぶってたよね笑 春が来ると、ここで日向ぼっこするのが大好きだったね。 ここにチャンドラーがいると、ああ春だなあって感じた。 そして、どこよりも大好きだったキッチン。 1日に何度、そこにいたかな?笑 カウンターの下は、チャンドラーの専用ダイニングでした。 チャンドラーは外の世界は知らない子だったけど、誰よりもこの家が大好きだった。 あちこちの柱には、チャンドラーが頬っぺたをすりすりした跡が、たくさん残ってる。このお家中、チャンドラーのお気に入りだったんだね。 この家に来てくれて、ありがとう。この家が好きでいてくれて、ありがとう。 虹の橋の向こうにも、同じお家を用意して、優しい人にお世話してもらってくださいって手紙を棺に入れて、お願いしておいたからね。でも今度は、お外にも自由に出られるから、おもうぞんぶん、お家も外も、楽しく自由に過ごして待っててね。 にほんブログ村 昨夜、チャンドラーが、17歳3か月で虹の橋を渡りました。 心臓発作でとつぜんでした。 普段通りにご飯を食べて、お薬を飲んで、家族と一緒にテレビを見ていたのに・・・ 夜の11時過ぎだったので、24時間の救急病院に連れて行き、すぐさま蘇生措置が行われましたが、すでに手遅れでした。 9歳の時から、甲状腺機能亢進症という持病を持っていたチャンドラー。 獣医さんのお話では、甲状腺機能亢進症の猫は、心臓疾患で亡くなることが多いのだそうです。 この写真はつい先週撮った写真・・・ 在宅勤務をする私の足元に、いつもこんな風に座っていてくれました。 なんていい子だったんだろう・・・ 甲状腺機能亢進症という持病があるにもかかわらず、こんなに長生きしてくれたのも、ひとえにチャンドラーがいい子だったから。ピルポケットに入れたおくすりも、オヤツ代わりに喜んで食べてくれて、嫌がったのは、ここ数週間の2回のみ・・ 本当に、本当にいい子でした。 棺は、チャンドラーにぴったりの明るいお花でいっぱいにしてあげました。 お気に入りだったオモチャと、おやつと、写真と、手紙も二通入れました。 まるで子猫のままのように。 棺はチャンドラーがいつも窓から見ていたお庭の片隅に埋葬し、上にお花を植えました。 (尚、New York州では、所有する私有地にペットを埋葬することは許可されています) チャンドラー、17年3か月、私たちにたくさんの笑顔と幸せをくれて、ありがとう。 私は、いいお母さんだったかな・・・?チャンドラーは幸せだったかな・・? もっと、おやつを好きなだけ食べさせてあげればよかった。 小さな身体で、よく頑張ったね。最期まで、全力で生き抜いたね。 チャンドラーは郵便屋さんが来てもベッドの下に逃げ込む子だったけど、本当はとってもとっても、勇敢だったね。 チャンドラー、元気でいてね。虹の橋の向こうで思いっきり駆け回って、楽しんで。 いつかまた会えるまで・・ 【チャンドラーブログは、あともう少しだけ続きます】 にほんブログ村
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